雪仕様よりも子育て向き?クロスビー試乗インプレ②

見た目はSUVで4WDを用意して、グリップコントロールなどの制御を搭載・・している割にはスノボードやスキーなどのウィンタースポーツ仕様にはなりにくそうな新型クロスビー。仮にスキースノボに繰り出すのなら、積載性はハスラーとあまり変わらないのではないか?と思う、そんなクロスビーの試乗インプレ②です。

試乗インプレ①からの続きです。

クロスビーの評判や口コミ的には比較的好意的なものが多いですが、ちょっとネガな部分も記していきたいと思います。

まずはインテリアについて・・ここはねぇ
すごくいい(笑) いきなりネガティブでないじゃないかという感じですが
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化粧パネルに明るい色、クロスビーでは白を入れてくるあたりはハスラーと一緒ですが、フレンチコンパクトやイタリアンコンパクトでよくみられる手法ではありますが、オシャレっぽさが安っぽさに勝っていて、良いもの感が微妙にあります。パネルをボディ同色にペイントをしたりとか、ステッカーを貼ったりとかカスタムやデコレーションをしやすい感じがしますね。

水平基調のデザインで、角を丸めたスクエアさとか、絶妙にユニセックスです。
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男性にも女性にも受け入れられやすいであろうデザインとして人気を得ているのがわかります。
センター部分のスイッチ類はBMWのミニクーパーっぽくもあり、その周辺はピアノブラックやマットなシルバー/グレー系の色味でメリハリをつけてあり引き締まった感じもあります。

その中で残念な点としては、ステアリングのチルト調節の範囲とテレスコピック機構無しといったところです。
ステアリングの角度が変、やや上向きなんじゃないのか?というのと、ハンドルの前後位置の調整ができないのでポジションが決まりにくい方もいるのではないか?と思った次第。シートの高さや前後を調整したりして、ハンドルの遠さや持ち手の感じとかに違和感を感じる人もいるのではないか?と。

こういった違和感は個人差がありますが、男性で体形によっては(身長173㎝前後とかで)感じる可能性が高い、と指摘しておきます。この違和感、コンパクトカーではたまにあったりしますが、クロスビーの高速走行性能と燃費、機能的な4WDなど、ウィンタースポーツなどの長距離ドライブに良い資質を持っているだけに、ポジションが合わない人が疲れやすいのではないか?と思うと残念なポイントとなりそうです。

シート自体のサイズもあまり大きくなく、メインターゲットは女性なのか?と感じる方も多いのではないでしょうか。前後席ともイスのサイズ感はにたような感じで、リアに至っては3人掛けなのに50:50の分割スライド&リクライニング調整&フォールディングで完全に2人掛け仕様みたいなものです。
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荷室に関しては、ラゲッジを開けた時の地面からの高さが高く、積み込みし難い感じです。
リアシートとのスペースの調整である程度は融通できますが、スキースノボの板などの長尺物は積み込みにくい作りだと思います。
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リアシートの背もたれ部分にレバーがあり、荷室側からもシートをスライドさせて広さの調整はし易くできています。そしてリアシートのリクライニングもあり、快適性とスペースとの折衝もしやすい。そしてリアのラゲッジ下に掘り下げられた空間がありますが、4WD仕様だとデフやリアの駆動系のシステムに奪われてほとんどスペースがない。

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FF仕様だと深めにスペースが取られ、ベビーカーを縦に積むことが可能だとか。この辺のアレンジ的に、SUVでありながらアウトドアレジャー用というよりも、ファミリー向けのスタイリッシュなSUV風コンパクトカーと言った感じでしょう。ウィンタースポーツに3人乗って3人分の道具を積んで・・であれば空間の使い方的にハスラーでもクロスビーでも大差ないのではないか?と思います。4人乗って4人分のスノーギアを積むのはどちらにしても無理がありそうなのは変わらないので。

子育て向けにはスライドドアを備えた同サイズくらいのソリオとかのほうが向いていますが、デザインがイマイチと思っている向きには、クロスビーのテイストはいいですよね。どことなくミニクーパーのクロスオーバーSUVモデル、ミニクロスオーバーっぽいのもイイ。そしてしっかりと5ナンバーに収まるサイズで1リッターターボは静粛性でもそこそこ許容できるデキ、高速を走って燃費も加速もハイレベルなだけに、シートやハンドル、積載性の半端さがちょっと残念です。

トヨタ製のソリオに負けない スズキ・ソリオ試乗インプレ①

試乗される方、展示車をチェックされる場合は、デザインの欧州車っぽいポップな華やかさに目を奪われることなく、リアシートの広さは(最後端にセットすれば)上級モデル並みという美辞麗句に惑わされることなく、ハンドルの位置やシートと荷室の関係、FF・4WDでベビーカーの積みやすさの大きな差異があることなど、チェックしましょう。

自動ブレーキ系の装備などプラスに評価したいところもたくさんあり、良いところだけ切り取るとすごい完成度の高い車のように感じますが、そうでもない部分にも納得して選んだほうが良い車かもしれません。マイナーチェンジやモデルチェンジで完成度の高まっていくタイプの車かもしれませんね。



試乗インプレ③ 装備などについて続きます。

その他の試乗インプレも参考になればと思います。

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ミニ買えない人はこちらを・・クロスビー新型試乗インプレ①

かなりの部分をミニに寄せてきたらしい・・新型のスズキのクロスビー。デカハスラーと呼ばれていたりしますが、ハスラーもクロスビーもBMWのMINIっぽい造形やポップさ、デザインを取り入れていたりしてヒットしていますね!
パクリだどうのというのは良くある話。劣化コピーみたいなパクリもスズキはありますが・・
Xシリーズのパクり!?スズキ新型SX-4 Sクロスのデザインやばくないか? の記事参照・・

むしろ新型スイフトであったり、今回のクロスビーであったり、本家の巨大化していくミニなどがスズキのコンパクトカーづくりとパッケージを見習ってほしい、と言える出来です。

売れに売れたハスラーのデザインをほぼまんま寸法を等倍して5ナンバーサイズにした、というのがクロスビーの成り立ち。

こちらはクロスビー
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こちらハスラー
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イメージアカラーはイエロー系のツートンルーフですが、この色の組み合わせはさほど人気のあるカラーコンビネーションではないらしい。
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ハスラーはわりとビビッドなブルーやオレンジなどがコンスタントに売れているそうですが、クロスビーはやや落ち着いた色味のほうが人気のようで、キャラバンアイボリーパールメタリック ホワイト2トーンルーフが一番人気、納車まで3か月以上かかるそうです。(3月末時点)
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値段的にはFFモデルで約175万円~となっていて売れ筋のグレードのハイブリッドMZにナビETCを装着して乗り出し約250万円、同じスズキ製の世界戦略車、イグニスの最安値の約150万で同じように上位グレードにナビ付けて乗り出し約220万円くらいといったところ。イグニスはTCCMなどを派手にやっていた時期もありますが、さほど売れているわけでもなく、値引きが利くようなので実質の価格差はもっと大きいかも。

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クロスビーのサイズは全長をかなり切り詰めており、コンパクトです。全幅も5ナンバー規格のギリギリの1695㎜ではなく、すこし控えめ。
全長:3,760・全幅:1,670・全高:1,705
車両重量:約1トン(グレードなどによる)
全高はあってその分乗員の居住空間、特に肘よりか上の部分にゆとりがある感じです。
5人乗りですが、リアシートのつくりは4人掛け用にしか見えない。はっきり言ってソリオもそうですが、5人乗ることを想定てないリアのセンターのヘッドレストのない感じとかはよくないところです。どんなに先進の安全装備をおごっていても、減点ポイントです。

クロスビーのエンジンは1リッターターボとマイルドハイブリッドの組合せ。オートマしか選択肢がなく、6速ATとなっています。ぎくしゃくする5速のロボタイズドシングルクラッチでもなく、ラバーバンドフィールのするCVTでもなく、割とダイレクトなフィーリングのオートマをチョイスしてきたのはいいですね。その分価格に上乗っているような気がします。
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マイルドハイブリッドの特性としてはEV走行する領域がなく、発進時の加速のアシスト、ターボの立ち上がりの補完といったところがメインです。
モーターが上手いこと補っていて、パワフルでありながらエンジンが必要以上に唸る感じもなく、クラスが上の車のようなトルクフルなフィーリングです。軽自動車の規格でターボをつけるのよりも段違いに余裕のある加速ですが、ただ排気音に色気はなく、そういう面では欧州製コンパクトには及ばず。

走りの質感としてはイグニスほど硬くスポーティではなく、コーナリングでは結構ロールする感じです。悪い意味でハスラー的な軽自動車っぽくあるのが残念。ブレーキもタッチや効きが甘い感じがします。踏み込んだ時の感触がリアドラム車にありがちな抵抗感があるというか、要は軽自動車っぽいレベルです。高速道路を淡々と走る分には乗り心地のよさは軽自動車では実現できないレベルの快適さがありますが、ワインディングロードでは頼りなく、同乗車はきっと酔いそうです。

エンジンは良いけども、足回りがプア、というのがあって非常に惜しいと思います。
すべてを高次元に達成するのは難しいというのがわかります。欧州製コンパクトは足回りにお金がかかっているのかな~って思い返したりしちゃいますね。
日本車、特にスズキの車に関しては軽量化&そこそこといってもかなりの燃費の良さを達成するエンジンの組合せ、そして値段が安い!という外車のパラメーター配分とは違うところでのアドバンテージがあります。

ミニ、ミニクロスオーバーは300~400万円くらいは平気でしやがります。
中古だとコナレて100万円前後でいろんな選択肢がありますが、輸入車はトラブルの際に国産車よりもコストがかかるので、踏ん切りがつかないって方もいるでしょう。

迷ったら250万で手に入る最新のコンパクトSUVというのをチェックしてみるのもいいですよ。

雪仕様よりも子育て向き?クロスビー試乗インプレ②
へと続きます。

その他の試乗インプレも参考になればと思います。

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バイク乗りのためのワイシャツとは?クールマックスやノーアイロンなどなどインプレ!

バイク用品店にまず、置いてないもの。ワイシャツですね。
わたくしはバイクに乗るときにスーツやワイシャツを着るタイプの人間ではありませんが、そういったご職業の方とワイシャツ談議になり、せっかくだからとアマゾンとユニクロでいくつか買ってみてバイクに乗って洗濯してみたりしました。原付で営業外回りに行かれる方とか、車でワイシャツにシワがつくのが嫌な方、夏場も涼しげなシャツを着たい方、クリーニングに出す頻度を下げたい方、アイロンがけが嫌な方、その他etc・・

基本、基準となりそうなのがユニクロのシャツ。
織り目でアレンジしたカジュアルシャツや、ビジネス向きのツルンとした生地のワイシャツであったり、作り分けがあります。値段は1990円+taxや2990円+taxとリーズナブルになっています。セールの時期だとほぼ1990円となっていて、安く手に入るシャツといってもいいでしょう。

ただ、果たしてコスパやメンテナンス性はどうなのか・・?

ちなみにユニクロのカジュアルシャツ、形態安定機能などないもの。シワだらけです。
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形態安定機能付きのもの、イージーケアと謳っていたと思います。1990円 折り目模様がすこしあるタイプです。まあまあシワは少ない。
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エリが少し小さめでおしゃれな感じでしょうか。
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シワが少ないだけで、シワはあります。アイロンがけを勧めたいところです。

ノーアイロンタイプの物。一応定価は2990円ですが、セール時期で1990円で購入しました。(2018年リニューアル前のシャツの在庫処分)
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エリはオーソドックスな形でちょっととんがっているかな。フォーマルな場面でもなじみそう。
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洗いざらしでもイケる感じです。
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ユニクロのノーアイロンシャツは2018年にリニューアルしているので、もっと進歩しているのかもしれませんが、十分にノーアイロンしていると思います。色や襟、シルエットのバリエーションが少ないのが残念です。

今回の本命シャツ、ハルヤマ i-shirt アイシャツです。PSFAというパーフェクトスーツファクトリーの仲間でパーフェクトシャツファクトリーなるラインもあるようで、ものすごい枚数売れているようなので、わたくしも買ってみました。1枚5,000円くらいです。


ポリエステル100%なので質感的にはテロテロな感じがあります。よく言えばシルクのような感じの柔らかい風合い、悪く言えばサッカーのユニフォーム的なシワのないツルツル感とか?
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シワにならないというか、シワになる余地のない質感という感じ。アイロン不要というか、アイロン禁止のようであります。肩や襟とか特にシワが付かない感じで、キレイです。
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バイクでかがんでも、バイク用のジャケットやオーバーパンツを、クルマに一日に何度も乗り降りしてシートベルトを着けたり外したりする方にもお勧めできそうな感じ。柔らかい気心地がいいですね。
生地にシャキっと感はないのでイタリアンなスーツなどの柔らかいジャケットとマッチしそうな感じです。

3000円前後のアマゾンでしか見かけない?感じのもの。
ヤマキのシグナスというブランドのもの。


何度か洗ってきていますが、生地がパリッとした感じを保っており、綺麗です。
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ブリティッシュなカチっとしたスーツやジャケットとの相性が良さげです。
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ノーアイロンで行けるか・・というと微妙ですが、ご自身でアイロンかける時にかなり軽めにアイロン充てるだけで済む感じですね。クリーニングの頻度は低めで行けそう。

お次はクールマックス素材のシャツ。


春先から夏場に快適なクールマックスファブリクスを織り込んだシャツは着た感じで涼しい。夏場の猛暑日に着ても気温そのものがあまりにも高過ぎてあまり涼しさを感じない場合もありますが、春先に着てみるとそのクールさを感じられますね。夏場も体感では多少は約に立っているはずです。夏場はにおいや快適性のためにこまめにシャツを着替えるという手もあるので、洗い替えで同色で数枚そろえたりするのもお勧めできます。
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輝かしいCoolMAXの文字
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しかし、形態安定機能としてはイマイチ。生地的にはパリッと寄りでテロっとしてないけども、シワにはなりにくいくらいでシワを防ぐのは弱い。
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アイロンをかけたり、クリーニングに出すのを前提にしたほうが良いが、ジャケットを羽織るならギリセーフかも。襟回りはそこそこキレイをキープしている。ユニクロのイージーケア商品と同じくらいで、機能性がある分値段がのっかっていると考えるとまあまあ妥当なセンかと。

違うブランドでは少し価格帯が上で6000円前後でクールマックスシャツをバリエーション多く取り扱っているところもあるようです。(オジエ) ozieというブランド。今回は購入していませんのでインプレッションはありません。サイズや襟の形のバリエーションが豊富なようなのです。


バイク乗りの方には柔らかい質感のシャツがお勧めというのがわたくしの持論です。この中だとハルヤマのアイシャツが一押しです。バイクの乗車姿勢変化に突っ張った感じのないシャツはストレスを軽減してくれます。シャツとかスーツでモーターサイクルに乗るなよ・・という方もいるかと思いますが、通勤や業務利用などで止む無し、という方もいらっしゃるはずです。わかりにくい写真や主観でのコメントばかりですが、そういった方のシャツ選びの参考になればと思います。

バイク乗り・・に限らずかな?
気温の高い時期の対策、汗っかきの方のための各種対策なども参考になればと思います。

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トリシティ155を選ぶ理由とは?125と同じものと違うもの インプレ②

いままで無かった物を形にする、これぞ創造というやつですよ。さらにニッチな150㏄クラスにも。前2輪の3輪バイクをこれだけメジャーなラインに育てたヤマハは頑張っています。そしてこれをサスティナビリティとして、高齢化社会におけるバイクの生き永らえる道として示そうとしている意欲に賛辞を。メジャーではないかな・・とも思いますが、カタログやメーカーの扱いの大きさ的に一応メジャーにしといてください・・

ヤマハの構想としては3輪モデルである程度の排気量ごとのカテゴリにラインナップを構築したいと考えているとのこと。125、155、そして次はナイケンというモデルで850㏄の3気筒(要するにMT09の兄弟)という大型のカテゴリに拡充していこうとしています。原付2種、その派生車種の高速道路対応モデル、そして大排気量スポーツ、と下と上とを作って間を後から埋めていく、といったところでしょう。果たして3輪の大排気量スポーツが成功するか?と言えば、たぶん、販売的にはズッコケるでしょう。でも存在することに意味のあるエピタフ(記念碑)となるモデルとして一定の評価を受けると信じたいですね。願わくばナイケンには本田のDCTのオートマチックの機構を組み込むなどしてほしいですが、まだまだそこまで組み合うことはないでしょうね・・

さて今回の試乗したトリシティ、正直重くてパワフルさはない、というのがまずあります。

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マジェスティSと比べると特にそうですが、早さを求めてはいけないバイクです。最高速に関しても、NMAX125/155と比較したとしたら、10㎞/h以上は遅い上に、加速もかなり遅れを取るといった感じです。60㎞/h~80㎞/hまでの到達もかなり時間がかかるといってもいいでしょう。トリシティ155では、トリシティ125と比べれば幾分かパワフルに感じますが、トリ155でようやく一般的な125㏄クラスの力感といった感じでしょうか。
気持ちを切り替えて、急かされないバイクと捉えて付き合うのが良いでしょう。ただ125㏄の2輪や大き目のバイクからの乗り換えなどでは物足りなくて大きめにアクセルを開けがちになりそうなので、アクセル開度と加速、速度が乗ってからのコントロールなどなれるまでは丁寧にGを感じながら運転しましょう。

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防風効果の高いウィンドシールドと組み合わせると快適性が高いでしょう。
3輪の安定感としっとりとした乗り味、快適性を求めるカスタムやオプションを組み合わせるのが良いでしょう。価格帯が高いのもあって購入する方もやや年齢層が高め、飛ばさない人、4輪ほどには落ち着かないアクティブな大人にこそ似合うバイクだと思います。リアボックスもダサい、と捉えるのではなくタンデムにも積載にも実用的なオトナのチョイスだということで。

個人的には47リットルのGIVIのボックスが一番似合うと思うのですが・・ヤマハのショップ的には推奨しないとか。だったら自分で買って付けちゃうよ・・と思ってしまいます。
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カタログ的には39Lまでの物となっています。基本はGIVIのOEM品だったりします。
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ショップによってはワールドウォーク製のちょっと安いトップケースの取りあつかいのある所もあるようです。


お勧めしたいトップケース。大き目で幅があるほうがトリシティには似合うかなと。

各純正オプションパーツ類も豊富にあります。
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アマゾンでも出回っているので、安い時に当たれば購入してDIYでのカスタムにトライしてもいいかも。


番外編でルーフなんてものもあります。ショップによってはセッティング対応可能な所もあるようなので問い合わせてみましょう。


スマホマウントのバーもあったりします。

店頭でも通販でもお安いほうで購入されるとよいかと。
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シートの用のエアスルークッションであったり、ローシートであったり、ちょっとしたポジション補正アイテムなどもあります。
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フロアの足置きスペースは2018年のモデルチェンジで125/155共通となって少し大きくなったそうです。
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とは言っても狭い部類のフットスペースです。フロントのカウルやサスペンションなどでスペースを取られ、足元の快適性は高くないです。ローシートに変更するとひざ前の曲がりがきつくなり、フロントセクションの圧迫感をより感じやすくなるかも。注意しましょう。
125でも155でも装備やABSの設定の有無の差やカラリングの設定の相違点はあっても、ぱっと見はあまり変わらないのがメリットでありデメリットであり・・ナンバーの違いによる税金面の差や高速道路の使用可否、任意保険の範囲の違いが一番デカいですね。


カスタムの定番のマフラーもありますね。最近では純正ショップディーラーでも、いわゆる社外マフラーへの交換対応をしてくれるところもあるようです。マフラー交換でバイクは完成すると考えている方は納車の時に換装してもいいかもしれません。


トリシティシリーズはまだまだ発展途上ではあり、2輪の軽快感や速さという面ではビハインドがあります。ですが、それを補う安定性がウリ。タイヤ一輪+サス分の10㎏ちょっとの重量増、専用設計ゆえのコスト増などもありますが、視覚的な安定感と実際の安定感と、立ちごけしない・・わけではないけど・・しなさそうという心理的な安心感と、いろいろと兼ね備えて現状でも購入に至るギリギリのバランスを攻めてきています。リターンや高齢者に向いているというのは無理がある気もしますが、取り回しの重さとかも許容であり、完成度は高めだと思います。コスパで選ぶというバイクではない、という、125㏄において異端であり、そしてこれからのバイクに変革をもたらす刺客として注目のバイクだと思います。

トリシティ125と155 ゲテモノバイクは果たしてモーターサイクルとして楽しいのか?インプレ① からの続きでした。

もう少し値段的に安ければ一般的になるのに・・と思いますが、中古だとそこそこ寝落ちして買いやすくなっていると思います。(2018年3月現在)15~20万くらいというのも、新車で37~45万円と考えると割がいいかな??125㏄の初期モデルは足元スペースが狭めだということなので、許容できる跨ってみるのが大事になってきますね!!

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2014年の国内発売から4年ほど経ちますが、いまだに走っていると振り向かれるバイク、ヤマハのトリシティ125&155のシリーズ。かなり好みが分かれるバイクではあるようですが・・わたくしは好きです。
早く250㏄とか530㏄とか出ないかなぁ~と思っていたりしますが、それがまだまだ先のようではあります。3輪モデルのバリエーションを増やすとヤマハは言っておりますが、道のりは険しそう。

ただ、フロント2輪の安定感を売りに、デザイン的にはそこそこおしゃれな雰囲気でまとめて125㏄という原付2種カテゴリにて、30万円ちょっとでリリースしたのは中々がんばった印象です。ヤマハに拍手喝さいを送りたい。

後発のモデルのトリシティ155㏄のほうが人気を博し、納車は2~3か月待つこともあるそうです。ニッチなのに一定の評価とそれに伴う人気を獲得しているのも素晴らしいですね。
ちょっと早めのペースで2018年に125/155ともにモデルチェンジして商品力の向上をはかっている、戦略的なモデルとしてメーカーが大切に扱っているのが感じ取れます。

そんなこんなで今回試乗したのは125㏄と155㏄の両方のモデル。マジェスティSや、トリシティの排気量違いで乗り比べるとわかることもありつつ、試乗インプレとしてまとめていきたいと思います。

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まず特徴的なフロントの2輪。
サスのつくりやメカニズムの特徴として、意外に違和感はなく、そして段差や雨天時の安心感と、感覚だけでない安定感があると思います。否定的なコメントをする方も一定数居るようではありますが、トータルではアリなメカニズムで今後の普及拡大とコストメリットが出ることを期待したいですね。フロントヘビーで取り回しが重い、という声もあるようですが、安定感とのトレードオフの物、立ちごけし難いってのもあってメリットに代わる部分でもあります。

デメリットとしては、駐輪スペース的に厳しいところが多そうってことですね。駅前などで125㏄の原付までOK、となっていてもトリシティは入らないということがある。アドレスV125やアクシスZなどの50㏄原付と同じサイズ感の延長にあるコンパクトな125を想定した駐輪場ではかなり厳しいか、断られることもあるそう。

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そしてサイズ的にはどうがんばってもフロントが圧迫してフロアのステップの足置きスペースが小さいというのもデメリットでしょうか。この足元の狭苦しさは50㏄原付並みではあります。足つきを考慮してローシートにしようものなら座面が下がってひざの曲がりがキツくなり圧迫感を感じる可能性もあり、よく考えたほうが良いでしょう。

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座り心地は悪くないですが、足つき、足置きの場所で自分の体形や靴のサイズ、フラットなフロアにカバンや荷物を置くか、窮屈さを感じながら長時間乗る可能性があるか、などイメージして跨ったり試乗したりしましょう。

メットインは大きくはなく、メット1個ってところです。155の場合はETC装着率がかなり高く、メットインが侵食されることもしばしば。
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トップケース装着率もまた高いそうで、用品のほうでの若干の値引きなどあるそうです。
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アマゾンで安く買ってDIYでつけるのもいいでしょう。

専用のフィッティングもあったりします。

メットインが重いの外小さいので、大き目のトップケースを組み合わせるのがお勧めです。
重量配分や見た目のボリュームバランスとしてもトップケースがサマになるバイクのように感じますね。
タンデムや重い荷物を積んだ時の安定感も3輪のメリット、積載性でもアドバンテージを着けるといいでしょう。

肝心の走りについては・・正直な所、可もなく不可もなくと思います。
125㏄の割に活発なバイクではありませんが、遅くてイライラするということもなく、燃費的にも格段に悪いということもありません。経済性の高い125㏄なりに低燃費でもあると思います。逆にブレーキの効きの良さや安定感に関しては優位であり、2輪とは違った爽快感があると思います。倒しこんでタイヤの接地面や感触が変わった時の音、タイヤと路面のこすれるロードノイズの音質が変わる部分とかに面白味があるような、そういう感覚を味わう時でもシートの傾きというかリーンに不安感なく安全を担保して楽しめるような良さがあるように感じます。軽く早く安くコスパを・・であれば他のバイクが浮かびますが、トリシティ125には付加価値があるこだわる人の原付2種と言えるでしょう。

もう少しパワーを、そして高速道路を乗れる排気量を!ということで155㏄がある、というのは納得がいきますが・・値段が45万円というのは中々に高価です。マジェスティS=同じヤマハの155㏄エンジンを積む2輪で37万円くらい、若干の値引きも利いて30万円台前半と思うとプラス1輪で10万円・・と計算できそうです。
250㏄クラスの他のバイクも候補に挙がるとは思いますが、それでもこの3輪にこそ意味がある、と選ばれているようです。

わたくしも気になる1台ではありますが、例えばセカンドバイクとしては少し微妙な存在。保管場所の問題や取り回しの重さに、ちょっと個性が強すぎて乗っているファーストバイクの種類によっては食傷気味になるかもしれません。多分、このバイクを気に入る方はコレ一本!ってなるでしょう。ハマる人にはハマります。
一度チェックしてみてはいかがでしょう??

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に続きます。150㏄クラスのマニアックさにトリシティという更なるマニアックさを加えると面白いですね。

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