クロスビーになくてスイフトにあるもの などなど装備について試乗インプレ③

せっかくの出来の良さに対してハンドル位置が決まりにくかったり、荷室やシートに多少の不満が出たりしますが、装備として足りないものがいくつか・・試乗インプレ③

試乗インプレ① 走り編
試乗インプレ② インテリア編
の続きです。

img05.jpg

クロスビーは
廉価なMXグレードの2WD
1,765,800円

から
上位グレード、MZの4WD ツートンルーフorスリートーンコーディネート仕様
2,189,160円

と、なっていて、ツートン、スリートーンでの差額はモノトーンに+約4万円
ピュアホワイトが21,600円高
人気色はキャラバンアイボリーのツートン仕様で約3か月待ちとなっていています。
200万円前後の価格帯ゆえに、色による差額は控えめか、妥当かといえるところでしょう。
実写に触れ、営業マンとのトークを踏まえ装備について考察していきたいと思います。

装備として充実といえるものが、自動ブレーキ系の物。人も車も検知して、前進も後退も衝突被害を軽減してくれます。ふみ間違いにる急発進を防ぐ誤発進抑制制御もあり、街乗りにも安心の装備があります。遠乗りにおいてもふらつき警告や車線逸脱警報などもあります。ステアリング制御まではありませんが、まあまあの充実度。上位グレードのMZには標準、下位グレードのMXには106,920円のパッケージオプションです。ぜひチョイスを。

img27.jpg

照明も安全装備と考えるなら、LEDライトについてはMZに標準、MXに75,600円のオプション。LEDではありますが、コーナリング先を照らしたりまでの制御はできず、オートライト機能程度に留まっています。コストとのバランスではちょっと割高ではあります。MZには標準で、MXにはオプションですね。LEDや自動ブレーキなどの装備差を補正していくとMXとMZの装備に対する価格差はかなり縮まります。MXとMZの約24万円のベース価格差をセーフティパッケージとLEDパッケージで18万、その他メッキドアハンドルや本革ステアリングとシフトノブ、(前車追従ではない・・)クルーズコントロールやリアシート用バックレストテーブル、撥水シート表皮などを踏まえてMZを選ぶ方が多いというのもうなづけます。LEDのヘッドライトだけ欲しい、という方には社外のもので4~5万円でKEDユニットのみ取り付けというのをやっているディーラーさんもあるようです。車両価格200万円弱という価格帯的に、その差額2万円をシビアに考える方もいるというのを参考まで。

img14.jpg

2WDと4WDの駆動輪による差は14万円くらいとなっていて、グリップコントロールなどの走行制御を考えると意外にも割安とも言えるかもしれせん。しかし、荷室容量が小さくなってしまうので注意が必要です。
img11.jpg

キックアップしてデザイン的にアクセントとなっているリアのバックサイドのウィンドウ周りとリアウィンドウの視界の悪さがネガティブですが、3Dビュー(パナソニックナビオプションとのセット)やバックソナー(MZ標準・MXセーフティパッケージに装着)などがあります。パーキングセンサーかバックモニターは最低限付けたほうが良いですね。正直あまり後方の見切りは良くないと思われます。

img10.jpg

ナビに関してはスズキお得意のメーカーオプションハーマン製推しではなくなり、パナソニックの8インチor7インチのナビのみ全方位モニター(アラウンドビューモニター的なもの)を選択できます。3Dビュー的なものが必要であればナビ約15万~17万+オプションのカメラパッケージで約5万となっており、かなり割高。ディーラー的な売れ筋でいうとケンウッドのエントリータイプのナビ約12万円にバックカメラを着ける、というのが多いそうです。メーカー指定のバックカメラ4万円よりも安い2万円ちょっとの物(ガイドラインがないなど多機能でない)も用意があるディーラーもあるようです。

さて、ここいらでタイトルの機能面のスイフトに対するビハインドを考えると・・クルーズコントロールの機能がスイフトやバレーノに装着されるものより劣るということあります。世代が新しい車種の割に前車追従機能が付かないんですよね。走行性能に余裕があり、4WDも設定されるなど、ウィンタースポーツを中心にロングドライブに対する資質の高さを感じる1リッターターボゆえに惜しいところ。そんなところだけ軽のハスラーに寄ってしまっているのは非常に残念。そこはスイフトやバレーノのよな普通車クラスのレベルの装備を期待したかったですね。ハスラーについてはマイナーチェンジでクルコンが追加設定されることもあったので、クロスビーのマイチェンにも期待したいところ。

上位グレードのMZにナビ、ETCなど機能面を充実させるとだいたい乗り出しで250万円くらいになるとのことです。アクセサリーパーツも外観のドレスアップやデカールなどと、インテリアのカラーパネルなどポップなものを中心に充実していますが、あれもこれもと追加してオリジナルな一台に仕立てると300万円近くなり、ミニを買えそうになります(笑)

ナビに関してはアップルカープレイなどのスマホとの親和性がなかったり、各ナビでもHDMI入力に対応の物がパイオニアのハイエンドモデル(約20万円~22万円)のみに設定であったりなど、インターフェースにイマドキ感もないですね。イグニスとかのほうがそういったインターフェースに関しては充実していたようにおもうので、中身的に中途半端な部分もあります。

世の中的には大絶賛でなかなか売れており、納車まで2~3か月かかるケースもあるようで、見た目やエンジンとミッションと走りの安定感とナチュラルなソフトさとに魅了されがちですが、じっくりと吟味して相棒となる愛車選びをしましょう。個人的にはマイナーチェンジでの装備の充実と、カラーリングやツートン・スリートーン組合せのバリエーションの充実に期待してもいいかなと思います。



イグニス試乗速報 前編 スズキ渾身のクロスオーバーコンパクト

3代目 MINI/ミニ3ドア(F56)クーパー試乗記 前編

ミニクラブマン試乗記 前編 スラムドチョップドルーフのクロスオーバー?

ミニクロスオーバーR60 ガソリンターボ・ディーゼル試乗インプレッション&中古車情報


ミニ5ドア 現状の本命モデル? 試乗レポート① 


流行から少し遅れてスズキの軽自動車、ハスラー試乗レポート 1/2

続きを読む