このSはショートかスポーツか?マジェスティS 150クラススクーター試乗記①

旧世代のマジェスティ250の性能を125㏄サイズで実現した、というのが第一印象。マジェスティS:150㏄モデルで2018年に新型に切り替わる前の型のいろんなステージで試乗したインプレッションとして記していきたいと思います。

過去に何度も150㏄クラスのバイクはスクーターに限らず現れては消え、を繰り返してきたりしていますが、2010年代に新たなトレンドとしてまたいくつかの人気車種が生まれていたりします。

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ヤマハのマジェスティS 150㏄モデルもその一つであります。

ヤマハにはNMAX155や、トリシティ155がおり、ライバルの本田にはPCX155が居たりするなど、ちょっとした賑わいを見せるクラスであったりします。過去のモデルではスズキのヴェクスターやアヴェニスなどの150㏄スクーターでゲテモノバイクがあったりしましたが、消えたモデルといえるでしょうか・・中古だと5万円前後で出回っているようなので参考までに。

現在人気の150㏄クラスの大きな特徴として、高速走行にも耐えうる車種で、60㎞/h以上での走行性能にも余裕があって、サイズや重量が125㏄のちょっと大きめのモデルくらいに収まっている、という共通点があります。

マジェスティSは15馬力という最高出力で車重は145kg、90年代ごろのビッグスクーターの20馬力/160㎏に対しスペック上は見劣りする部分がありますが、実際の走行性能は現代的なもので従前の250㏄のビッグスクーターに対して見劣りしないポテンシャルを備えています。100㎞/h巡行に耐えうる足回りとボディの剛性感、エンジンの許容回転数にも余裕があり、タンデムでなければ高速道路の最高速が120㎞/hに上がっても対応できそうな感じです。ただまぁ、長距離をクルージングというのであれば250㏄モデルの余力には及ばないですが、想像以上には走る印象ですね。

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足元はステップスルーでコンビニフックを装備し、荷物の積載に考慮していますが剛性は確保。前後長が長くなくコンパクトではあるので、250㏄スクーターのように前に足を投げ出して快適に、という訳にはいきませんが、快適性はそこそこです。

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足回りはかなり硬めに仕上げてあり、セッティングの狙っている速度域、負荷を想定している部分が明白です。
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タイヤサイズはフロントが120/70-13、130/70-13で、リアが細めですが、ビッグスクーターのそれと近いものです。見た目のどっしり感も悪くはありません。PCXの大き目の径のホイールに細めのタイヤというのと好みが分かれる部分かもしれません。

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足回りのハードさは街乗りではけっこうネガティブな印象です。
30~50㎞/hではかなりゆすられる印象で、ライダーの座る位置によってフロントの上下への細かい揺すられというか突き上げのピョコピョコ感があったりします。上下にずっと動いているのでハンドルを抑えつけたくなったりしますが、あまり意味はなく、少し後ろよりに着座位置を調整するほうがハンドルに動きが気にならなくなるような感じがしました。街乗りの速度域では二人乗りとかだと調子が良いのかもしれません。

逆に高速走行する速度域だと安定するというセッティングです。
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こサイズのわりに不安感は少ないと感じます。フロントがかなり低めで、ハンドルよりもカウルが低くもぐりこんだようなデザイン、風をモロに受けるので大き目のスクリーンが欲しくなります。
最近のスクーターモデルではカタログ映えするショートスクリーンが標準で、ほんとの意味での純正サイズのスクリーンはオプションという悲しい時代ですね・・・

画像はマジェスティ250の1995年モデルのカタログ画像。
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スクリーンは長いのが当たり前で、その後のモデルではショートスクリーンがオプションで3万円前後だったと思います。さらにその後のモデル位からはショートスクリーンが標準でロングスクリーンがオプションで3万円前後とか、2000年代の中盤から変わっていったような・・

150㏄を敢えて選ぶとしたら、高速走行を念頭に入れる部分もあると思うので、風切り音を感じにくいフルフェイスのヘルメットや、大型のスクリーンも考慮しておいたほうが良いかもしれません。



燃費性能的にはカタログスペック上で40.0km/L、ライバルとされるPCXは52.9km/Lとなっているので、燃料代も原付並みとはいかに感じです。レスポンスがよく馬力を絞り出している反面、タコメーターも盛大に踊りますし、燃費的には250㏄のスクーター寄りだと思ったほうがよさそうです。実質では25~㎞/Lくらいの感じです。

馬力に関しては路面に砂が浮いていたりして、シートに荷重をしっかりかけないと、発進でホイールスピンします( ゚Д゚)ラフな操作は禁物で、バイク側はなにも制御を助けてくれたりはしません。

アクセルの開け方と車速によりますが、タコメーターはかなり高回転を刺したがり、かなりスポーティです。ホールベースが短いのも街乗りで小回りが利くというメリットと、ツイスティな道での倒しこみの軽快感とを叶えています。速度域によるサスの突き上げと併せて考えると、バイクがスポーティに走れと訴えているような感じ(;^_^A

NMAXのやPCXのほうがステップスルーではなく剛性的に有利なはずですが、なぜか150クラスで最速スポーティなバイクはマジェスティSになりそうです。PCXやNMAXからは上質さや快適性、リア充感が漂ってきますが、マジェSからは漢(オトコ)って感じがします。実用性とパワーを求める姿勢、とでもいいましょうか。そういった面が評価されてそこそこの人気車種になったんだなってのがわかります。まぁ、マジェスティSについた〝S〟はショートホイールベースのスポーティな走りを備え、250よりも小排気量なスケール的にスモールなモデルだ、ということでしょう。


パワーや走りを求めるカスタムというのも人気なようで、アマゾンでパーツを購入してDIYで装着というのも楽しめるでしょう。安い中華製の汎用パーツなどを工夫して取り付けるのも面白いでしょう。


マジェスティSは2018年にフロント周りのデザインを中心にモデルチェンジが行われる予定です。
この試乗記もすぐに古いものとなり、乗り味に関してもニューモデルにおいては改善が施されたり、味付けが変わることも考えられるのでこのブログは参考までに・・
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ニューモデルになると最新のヤマハデザインに沿ってフロント周りはかなり精悍な印象になりますね。
旧型はヘッドライトユニットの面積が大きく、ハロゲンです。
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ヘッドライトは新型のLEDのほうがメリットも大きく、DCジャックもフロントのポケットに追加されるようなので、洗練されてややイマドキに。
わたくしはあえて古臭い最終モデルもアリかな、と思いますが、展示車や試乗車でチェックしたほうがいいですね!!

試乗記②へと続く。 新型の新車価格や最終型の値引き情報などもあります!!

その他に250㏄クラスのスクーターでも参考になるかも??
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